一昨年から販売が開始された「Y-AMT」という新機構
MT09からスタートしてMT07・TRACER9GT+とY-AMTが設定されている車種も増えてきました。
クラッチやシフト操作をバイクが自動で操作してくれる「ATモード(D/D+)」
シフト操作のみライダーが左手のシフトレバーでギヤを操作することができる「MTモード(SPORT/STREET)」
MT-07 Y-AMTのオーナーとなって感じた「Y-AMT」の特徴をクラッチ付きの車両と比較をしながらご紹介したいと思います!

●ATモード(D/D+)
街中や高速道路走行中などの日常使いにおいては主にAT(D)モードで走行することがほとんどです。
〇良い点
・疲労軽減
停車・発進に合わせてバイクがクラッチ・シフト操作をしてくれるので体力の消耗が少なく、長時間の渋滞や坂道発進が連続しても全く苦労をしませんでした。
・シフトフィール
Y-AMTユニットの学習がある程度進むことで、自然なタイミングでシフトチェンジをするようになりました。人間の慣れも相まってかスクーター感覚で街乗りをすることができました。
・キックダウン
高速道路の追い越しなどで6速80km/h程から全開で追い越しをした時などに、自動で5速や4速にシフトダウンしてスムーズに追い越しができるので追い越しもストレスフリーです。
〇気になる点
※私個人の主観となります・・・
・クラッチ
発進・停止のクラッチ操作に関しては完璧です。しかしながらシフトアップやシフトダウン時にもクラッチを動かすところが個人的には気になりました。
クイックシフターやクラッチレスでのシフトチェンジに慣れている方は少しシフトチェンジに「間」を感じるかもしれません。
・D+モード
D+モードはスポーティなシフトフィーリングを目的としたセッティングの為かなりエンジン回転数を高いところで維持する制御となっています。
しかしながら、スポーツ走行したいときには後述するMTモードを使うため使いどころが判らない印象です。

●MTモード(SPORT/STREET)
ATモードの制御がかなり優秀なため通常の乗り方では全くと言っていいほど使用しません。
そのためワインディングなどのスポーツ走行での使用がメインとなります。
〇良い点
・変速スピードと正確性
ブレーキ~シフトダウン~コーナリング・・とバイクを操作していく中でミスなく、素早くシフトダウンができる為、コーナー侵入が気持ちよく決まります。
曲げることに意識を集中できるので、余計なストレスもなくワインディングを駆け抜けることができます。
・車体の安定性向上
シフト操作のために動かしていた左足が自由になったことで、ライダーが動くことによるバランス変化を少なくすることができます。
そのため理論上ではバイクを安定させた状態でバイクを曲げることができるはずです・・
↑次回の走行会からY-AMTでの走行になるので、実際にサーキットを走行して感じたことはまた後日ブログに纏めさせて頂きます。
〇気になる点
・クラッチ
これはATモードと似たようなものですが、アクセル開度と速度変化が少ない状態ではクラッチを使ってシフトチェンジをしたがる傾向にあります。
これは私の今までの乗り方とYAMTが行う操作が違うことにより気になっている点なので、気にならない人も多いかと思います。
Y-AMTのデメリット
正直な話ですが今のところ街乗りや通勤、ワインディングではAT/MTモードどちらも大きくデメリットと感じられるところはありません。
強いて言うのであれば
・クラッチでの駆動力調整(Uターンや一本橋、ハーフロックでのテールスライド)
などクラッチレバーを操作しないとできない動作を行えないという点かと思います。
・Y-AMTに乗ってみての感想
快適性はもちろん、ワインディングなどで「曲げる」操作を集中して楽しむことが出来るのがY-AMTの真価ではないかと感じました。
ライディングの醍醐味である「バイクとの一体感」は、クラッチ操作がなくとも十二分に感じられ、日常使いからツーリングなどの非日常も一緒に楽しめる良い機構だと思います。
各Y-AMTモデルの商品ページは下からご確認ください。
Y-AMT開発の方解説してくれているブログもありますのでよかったらご確認ください。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2025/04/20250425-001.html